彫刻 sculpture


題:自刻像であり、リアリズムであり、対話である

[作品解説]
 フィルムカメラのハッセルブラッド500c/mの模刻。只うつした物に価値はあるのでしょうか。情報(誰が、何を、どうして、etc.)によって左右される曖昧さへのアプローチです。

[檜、膠]
Img_155329b2fdfc885c28fcd8e3a9ae2c18
自刻像であり、リアリズムであり、対話である







題:鉱石

[作品解説]
本物とは何でしょうか?
技術の発展によりコピーが容易にできるようになり、情報やメディアもインターネットで膨大に拡散されて唯物性が消滅しつつあるように思います 。

この作品の背景に使っている絵具は岩絵具で、岩絵具は鉱石(原石の希少価値)を加工して絵具化していますが、それを作品に使った時点で、価値あるものを無価値化する場合があります。 その前にある彫刻は、使い道のない木っ端を寄せ集めて固めたものを使用し、無価値なものに価値が発現する可能性があります。

しかし、この背景に使用したのは岩絵具は[新]岩絵具で、天然石の代用として科学的に錬成された絵の具なので、ある意味本物ではありません 。彫刻も鉱石を模したものであって、本物ではありません。

ある目的を達成する時、より良い方法を求めがちですが、その裏にある事実が軽視されてしまう。本物という物が持つ真実とは何でしょうか。

[檜、木パネル、新岩絵具]
Img_7533ae96500d7833ac3f3b9683ecb2a8
鉱石(2014)
Img_96e43385d58748247a8b04edfff20285
鉱石(2014)
Img_1f290cf89df830abde5b253b8830128a
鉱石(2014)